理事長ごあいさつ
昨年度より特定非営利活動法人(NPO)として活動しております。来年は奈良県囲碁協会が発足してから50年の節目を迎えます。この機に記念行事を企画する予定です。どうぞご期待ください。この間会員の皆さまのお顔ぶれも大きく変わりましたが、長年にわたり変わらぬご愛顧を賜っておりますことに、心より感謝申し上げます。
今年も、奈良県代表を決めるアマ名人戦、アマ本因坊戦、女流アマ選手権、少年少女囲碁大会、少年少女団体戦(昨年より復活)、吉備真備杯こども棋聖戦に加え、県民囲碁まつり、奈良県地域対抗戦、こどもチャンピオン戦、さらに春・夏の年2回開催され、今回で110回を迎える近畿六府県対抗戦、ねんりんピックにつながるシニアフェスタなど、各年代層に訴求できる大会を開催する予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。
レジャー白書によりますと、囲碁人口は130万人から120万人へと微減しております。さらに、日本棋院の会員は60歳以上が85%を占めており、若年層への浸透が進んでいない状況です。特に、子どもたちへの囲碁普及は大きな課題となっております。県内では有能な指導者の方々が子ども教室を開設したり、文化庁の伝統文化普及事業や奈良市はぐぐみセンターにおける未経験者への普及活動、小学校や保育所、幼稚園などでの取り組みが精力的におこなわれておりますが、依然として減少傾向に歯止めがかかっていない状況です。地道で時間のかかる活動ではありますが、継続していくことが重要であると考えております。
また、プロ棋戦においても先細りの傾向は否めません。女流棋戦の減少や阿含桐山杯の中止、新入段枠の縮小など、明るい話題はなかなか多くありません。一方で、「囲碁であそぼ」に続き「囲碁シル」といった新たなアプリも登場しており、紙媒体からスマートフォンへと時代は移り変わってきております。こうした動きが普及の一助となることを期待しております。
会長に就任して6年目となりました。まだまだ力不足ではございますが、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
NPO法人奈良県囲碁協会 理事長 徳弘晴彦
ミッション
(1)囲碁愛好家の技術の向上及び囲碁の普及発展に寄与する。
(2)各種囲碁大会の円滑な運営に寄与する。
(3)県内囲碁愛好家の親睦を図る。
協会略年表
| 年 | 月 日 | できごと |
|---|---|---|
| 1977年 (昭和52) | 7.24 | 県囲碁協会の設立。初代会長 西上菊雄(県出納長) |
| 1978年 (昭和53) | 4.1 | 第2代会長 増田義秋 |
| 11.19 | 橿原神宮駅前の囲碁クラブで、(仮称)協会婦人部の誕生。 翌月の総会で「采美会」と命名し、会報「采美」の発行 | |
| 4月~ | 奈良新聞と契約し、囲碁観戦記を協会役員が執筆をはじめる。 | |
| 1979年 (昭和54) | 5.8 | 週刊碁に協会初のPR文を掲載。 |
| 1980年 (昭和55) | 3月 | 会報第1号の発刊 |
| 1983年 (昭和58) | 4.1 | 水島馨理事長が退会し、日本棋院奈良県支部連合会長に就任。 「わかくさ国体(昭和59)」の記念事業として「第8回日本棋院アマ囲碁選手権戦」の奈良県への誘致運動をすすめる。 ・第3代会長に瀬田忠(日本棋院奈良県北支部長) |
| 1984年 (昭和59) | 7月 | 定期総会で、第4代会長に九猪功(県信用保証協会会長)を推挙 |
| 10.21~ | 第8回日本棋院アマ囲碁選手権戦が、奈良県文化会館と東大寺本坊で開催(優勝 菊池康郎) | |
| 1985年 (昭和60) | 4.1 | 第4代会長 九猪功。同会長の下で、協会執行部の刷新(会員数の増加と法人会員の道を拓き、協会の財政基盤の強化) |
| 1987年 (昭和62) | 4.16 | 第25期十段戦第4局を奈良市の「ホテル大和山荘」で実施(加藤正夫名人が、小林光一十段に半目勝ちし、3-1でタイトルを奪取) |
| 1988年 (昭和63) | 3.13 | 定期総会のあと、第1回南北対抗囲碁大会の実施 |
| 4.14 | 第26期十段戦 第4局を「ホテル大和山荘」で実施(加藤正夫十段が、趙治勲天元に中押し勝ち) | |
| 1996年 (平成8) | 6.20 | 「奈良・手談の会」設立 |
| 1997年 (平成9) | 9.21 | 「創立二十周年記念囲碁の集い」を奈良県新公会堂で開催 |
| 2002年 (平成14) | 7.20 | 奈良・ヒカルの碁スクール(旧東大寺学園内)の開校 |
| 2005年 (平成17) | 12.1 | 第53期王座戦 第3局を「奈良ホテル」で実施(張栩王座が、山下敬吾天元に9目半勝ちし、3-0でタイトルを防衛) |
| 2007年 (平成19) | 8.31 | 「創立30周年記念誌」の発刊 |
| 9.16 | 「創立三十周年記念囲碁の集い」を県新公会堂で開催 ・記念式典 ・記念講演 講師 谷岡一郎(大阪商業大学学長) 「世界で一番囲碁好きな学長の話」 ・公開記念対局 井山裕太七段 瀬戸大樹六段 解説 今村俊也九段 聞き手 井澤秋乃四段 荒木真子三段 ほか |
